小学生になるとなかなか家で絵本の読み聞かせをする機会が少なくなってきますね。
学校や習い事で忙しい上に、テレビやゲームなどの楽しいものがたくさんあります。
しかし、親としては子供に本を読む習慣を付けてほしいと思う方が多いのではないでしょうか。
子供に本好きになってほしいのであれば、子供が素直に面白いと思える本を与えてあげると、自分からどんどん読んでくれるようになります。
小学生になったら少し長いお話の読み物もいいですが、今回は手軽に読める絵本をご紹介します。
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こんなお悩みの方におすすめの記事です。
実際に小学校低学年に読み聞かせをした時、人気だった絵本をご紹介していきますね。
私はこんな人だよ!
地元の小学校に絵本の読み聞かせボランティアに参加して10年以上になります。
仕事で小学校の司書の先生のお手伝い経験有り。
実際に子供が気に入ってくれた絵本をご紹介していきますね。
小学校低学年おすすめの絵本の紹介
『ぜったいにおしちゃダメ?』
この絵本はダメと言われるとしたくなる子供の心理を上手く使った絵本です。
ボタンを押すと一体どうなるのか気になって、一度読みだすと最後までワクワクしながら読んでくれます。
ボタンを押してみたり本を振ったりしながら読み進めていく「読む+遊べる」内容になっています。
是非、ご家族やお友達と一緒に読んでみて下さいね。
☞「ぜったいにおしちゃダメ」の詳しい記事はこちらからどうぞ>>
『おしっこちょっぴりもれたろう』
本の題名がもう面白いですね。
ゆるーいキャラ化された絵がとてもかわいく親しみを持てます。
子供も大人もみんなが「あ~、わかるわかる。」と思わず言ってしまうような日常の悩みを子供目線で描いています。
小学校での読み聞かせの時、私はてっきり笑いながら面白おかしく聞いてくれると思っていましたが、以外にも真剣な表情で聞いていました。
大人にとっては些細なことでも子供には大きな悩みなのかもしれませんね。
この本を読んで自分だけじゃないと少しでも気持ちが楽になるといいですね。
☞「おしっこちょっぴりもれたろう」の詳しい記事はこちらからどうぞ>>
『もりのえほん』
この絵本は字のない「隠し絵」の絵本です。
文字はなく、どのページも森の絵が描かれています。
パッと見ただけでは分かりませんが、よーく見るとだんだん動物の絵が浮かび上がって見えてきます。
森の絵の中に隠れた動物を探すというゲーム感覚で楽しめる絵本です。
本離れしたお子様には、こんな文字のない絵本から始めてみるのもいいですね。
『ふしぎなナイフ』
文字が少ない絵を楽しむ絵本です。
リアルに描かれた1本のナイフが次々に変化していきます。
ナイフが割れる、溶ける、ほどける…など、現実ではありえない不思議なことが起こります。
子供はこの不思議な現象に「えーっ!なんでこんな形になるん?」と好奇心いっぱいで見てくれます。
絵本でしか表現できない不思議な世界で、子供の発想力、想像力が豊かになります。
『100かいだてのいえ』
主人公のトチくんが100階建ての家に招待されて、100階まで登っていくお話しです。
100階建てですので100個のお部屋、全てが描かれているんですよ。
上に登っていくお話しなので縦に開いて下から読んでいきます。
いろんな動物が住んでいて、それぞれの動物に合ったユニークなお部屋になっています。
部屋の中で雨が降っていたり逆さまのトイレ、グルグル渦巻き状の部屋など楽しい部屋が100個もあるので、飽きずに見てくれました。
1部屋ずつ全てが違う部屋になっているので、時間がある時にゆっくり見たい絵本です。
1から100までの数のお勉強にもピッタリです。
まとめ
小学校低学年くらいのお子様には、物語などの分厚い本は読み始めるハードルが高くなるので、手軽に読める絵本がおすすめです。
どれも子供が素直に面白いと思って夢中になって読んでくれるものばかりです。
こんな面白い絵本が本好きになるきっかけになってくれるのではないでしょうか。
あなたとお子様の楽しい読書タイムのお役に立てれば幸いです。
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