文字のない絵本「もりのえほん」は4歳くらいから大人まで楽しめる隠し絵の絵本です。
家の中でゲーム以外に夢中になれる遊びをお探しの方や、本の苦手なお子様に本と触れ合うところから始めたい方に必見です!
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自然の森の絵の中に、よく見ると色んな動物が隠れています。
はじめは分からなくてもじっと見ているとだんだんと動物が浮かび上がって見えてきます。
子供はこんな感覚が大好きで時間を忘れて夢中になってくれますよ。
![なごみ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/なごみ 通常2.png)
私はこんな人だよ!
地元の小学校に絵本の読み聞かせボランティアに参加して10年以上になります。
仕事で小学校の司書の先生のお手伝い経験有り。
実際に子供が気に入ってくれた絵本をご紹介していきますね。
絵本の紹介
『もりのえほん』
もりのえほん
安野 光雅
福音館書店 定価900円(税別)
お話のあらすじ
文字が全くない絵本です。
この絵本は全ページ、緑と黒基調のカラーで森の風景が描かれています。
何の説明もなくはじまります。
初めてこの絵本を手に取ってみた時は、よく分からないままページをペラペラ…。
![なごみ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/なごみ 困り顔.png)
何の絵本だろう?
何ページめくっても森の絵ばかり…。
最後のページでようやく分かりました。
最後のページに「森にかくされた動物たち」の答えが載っていましたよ。
![なごみ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/なごみ 通常2.png)
隠し絵の絵本なんだね!
子供の絵本ですが、正直大人でも難しいです。
パッと見ただけでは全然分かりません。
でもじーっと見ているとだんだん目が慣れてきて、隠れた動物たちが見えてきます。
この絵だと、少し分かりやすいですね。
パンダやライオン、アライグマなど見えてきましたか?
名前の知らない珍しい動物がたくさん出てきます。
例えば、キバタン、コサギ、ソリハシシギ、マゼランガン、オオオオハシなどなど。
(鳥の名前です。)
どんな動物か分からないと探せないので、図鑑で調べたりネット検索したり新しい動物を覚えられますね。
動物だけではなく、人の顔や魔法使い、九州地図、どくろなども出てきます。
これも見つけるのは、なかなか難しいです。
全ての動物が見つかるまで、みんな必死になって探してしまいます。
天気が悪くて外で遊べない時や、家族団欒の時間にみんなで楽しむのもいいですね。
子供の反応
未就園児
4歳の息子には絵柄が少し地味かなと思ったのですが、ビックリするくらいハマりました(笑)
何度も「もりのえほん見よう!」と誘ってきて、夜の寝かしつけの絵本にまで「もりのえほんがいい!」と言っていました。
息子はまだ無くした物を探すことや、間違い探しなども苦手なのですが、この絵本はすぐに気に入ってくれました。
森の絵の中から動物が浮かび上がって見えた時に、とても嬉しそうにしています。
安野光雅さんの絵の魅力にはまってしまったようです。
小学3年生
小学生25名程度の大人数での読み聞かせに
「文字のない絵本はどうだろう?」と悩みましたが、
「子供は絶対好きなはず!」と思い、持っていきました。
1ページ目を開いた時は、みんなの頭の上に❔が飛んでいました(笑)
![なごみ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/なごみ 通常2.png)
この森の中に動物が隠れているから、よーく見て探してね。
と言いながら絵本をにゅーっと前に差し出すと、子供たちの首もにゅーっと前に出てきて
![ニャゴ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/ニャゴ 通常2_20191220154809.png)
えー、どこどこ?分からへん…。
あっ、猫おったー!
と次々と見つけてくれました。
森の中での動物探しは、大人よりも子供の方が得意のようです。
みんな夢中で探してくれましたが、さすがに全部見つけることは出来ず、
![なごみ](https://nagomi-life-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/なごみ 通常2.png)
また図書室でこの本探して読んでね。
と、言って終わりにしました。
子供たちは「昼休みに探しに行こか!」と、さっそく友達と約束していましたよ。
まとめ
間違い探しや迷路など、ゲーム感覚で楽しめる本は子供が大好きですよね。
本を好きになる第一歩として、まずはこんな遊べる絵本をお子様にプレゼントしてはいかがでしょうか。
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