みなさん、こんにちは!
木々の葉っぱが色付きはじめ、すっかり秋らしくなってきましたね。
もう冬もすぐそこ、そんな季節に読みたい絵本をご紹介します。
おすすめの絵本「ふゆじたくのおみせ」
おおきなクマさんとちいさなヤマネくん
ふゆじたくのおみせ
ふくざわ ゆみこ
福音館書店 定価1200円(税別)
お話のあらすじ
物語はクマさんとヤマネくんのところに、リスさんが経営するふゆじたくのおみせからお手紙が届くところからはじまります。
クマさんは小さなチョッキをヤマネくんにプレゼントしたいと思い、ヤマネくんは大きなセーターをクマさんにプレゼントしようとします。
支払いはお金ではなくてどんぐりです。
子供が大好きなどんぐり、ここでグッと子供心を惹きつけます。
森のなかで一生懸命どんぐりを探しますが、クマさんもヤマネくんもどうしても最後の1個がなかなか見つかりません。
そんな時に、同時に1個のどんぐりを見つけます。
ジャンケンをしてヤマネくんがゲットします。
しかし、しょんぼりした様子のクマさんを見て、ヤマネくんは木の上からそっとクマさんの頭の上にどんぐりを落としてあげます。
その後、ヤマネくんも最後のどんぐり1個を見つけて、無事にプレゼントし合うことができます。
子供たちの反応
クマさんとヤマネくんの相手を想いあう優しい気持ちが子供たちにも伝わってきたようです。
小学生に読み聞かせした後はみんなホッとしたようなやわらかい笑顔になっていました。
このように自然や動物が出てくる絵本は子供がスッと絵本の世界に入りやすくて、優しい気持ちを感じやすいと思います。
実際にドングリを用意して、子供に触らせながら読んであげると、さらにお話に入りやすくなるかもしれませんね。
ふくざわゆみこさんの可愛い絵が女の子にとても人気でした!
秋にピッタリの絵本です。ぜひ、読んでみてくださいね。
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