今回のおすすめ絵本は「おしっこちょっぴりもれたろう」。
この題名、めちゃくちゃ気になりますよね!
今話題の人気絵本作家さんの作品です。
この絵本は子供ではなく、完全に私の趣味で購入しました。
大きさは約16.8cm角の正方形で、手になじむ小さめのサイズ感もお気に入り。
では早速ご紹介していきますね。
おすすめ絵本「おしっこちょっぴりもれたろう」
おしっこちょっぴりもれたろう
ヨシタケ シンスケ
PHP研究所 定価 1000円(税別)
お話しのあらすじ
主人公の男の子がおしっこちょっぴりもれたろう。
おしっこをする前か後で、いつもちょっぴりもれてしまう。
お母さんに見つかると怒られるから乾くまでの間、冒険にでかけるお話しです。
もれたろうは他にも自分のように困っている人がいるんじゃないかと探し始めます。
小さな子供の悩みや考え、発想がユーモアたっぷりに描かれています。
服のタグがチクチクして困っている子
なおしてもなおしても靴下がずれて困ってる子
ほれんそうが歯にはさまってとれない子
などなど、子供から大人までみんなが「あ~ わかるわかる!」といってしまうような日常の些細な悩みや困り事を、子供目線でおもしろく描かれています。
そして最後に、とっても身近なところにもれたろうの仲間がいたのでした(笑)
手書きの文字とシンプルで可愛いイラスト、読んでいくうちにどんどんヨシタケワールドに引き込まれていきます。
子供の反応
この絵本を小学1年生の読み聞かせで読んでみると…
子供たちは意外にも真剣な表情で聞いてくれました。
私的には笑いが起こるかと思っていたのですが、これは意外な反応。
みんな口に出して言うのは恥ずかしいけど、共感するところもあったりしたのかもしれませんね。
「こんな悩み事、自分だけじゃなかったんだ」と少し安心してくれたようにも思います。
私の4歳の息子は初めはポカーンと聞いていました。
まだ小さいので、パンツがちょっと濡れたくらい全然恥ずかしくないし気にもならないのだと思います。
この親しみやすいイラストと文字が気に入って、指で文字を追いながら読む練習をしています。
これまた以外な反応!
子供の年齢でそれぞれ違う以外な反応がおもしろいですね。
3~5歳向きかなと思っていましたが、小学4年生くらいまで楽しんでもらえそうな絵本です。
是非、みなさんも読んでみてくださいね。
コメント