今回は0~4歳くらいの乳幼児向け絵本「うずらちゃんのかくれんぼ」のご紹介です。
天皇陛下が幼少期の愛子様に読んであげていたことで話題になった絵本です。
きもとももこさんのカラフルで特徴のある絵も可愛くて印象的です。
きもとももこさんの絵本「ピーのおはなしは」はこちらからどうぞ。
色鮮やかなイラストと、「かくれんぼ」という子供の身近な遊びが描かれているので、あまり絵本に関心のないお子様でも、興味を持ってくれる内容になっています。
なごみはこんな人だよ!
地元の小学校に絵本の読み聞かせボランティアに参加して10年以上になります。
仕事で小学校の司書の先生のお手伝い経験有り。
実際に子供に読み聞かせした時の様子もお伝えしていきますね。
では、絵本の内容をご紹介していきますね。
絵本の紹介
『うずらちゃんのかくれんぼ』
うずらちゃんのかくれんぼ
さく きもと ももこ
福音館書店 定価838円(税別)
お話のあらすじ
うずらちゃんがひよこちゃんと、かくれんぼをして遊んでいるお話です。
うずらちゃんとひよこちゃんのじゃんけんやもういいかいという掛け声がありますので、親子でかくれんぼに参加できるような内容になっています。
「じゃんけん ぽん!」
「あいこで しょ!」
隠れたうずらちゃんやひよこちゃんを親子で一緒に探せるようになっています。
うずらちゃん、上手に隠れていますね。
はちやかえるも登場してかくれんぼをもりあげてくれます。
かくれんぼの途中で雨が降ってきて悲しくなってきたうずらちゃんとひよこちゃん。
最後はお母さんが「みーつけた!」とみつけてくれて、一緒におうちにかえるという、ほっこりしたお話しです。
子供の反応
乳幼児(2~4歳)
明るくカラフルなイラストが目を引くようで、表紙をみたとたんに「これよんで!」とおねだりがありました。
「じゃんけんぽん」「あいこでしょ」、「もういいかい」「まあだだよ」という遊びの中での言葉のかけあいがとてもお気に入りです。
何度も読んでうずらちゃんやひよこちゃんが隠れている場所が分かっているのに、毎回楽しそうに「どこに隠れているかな~」と探しています。
最後はお母さんと一緒に帰るというのが、小さなお子様には安心感があっていいですね。
小学1年生
小学校1年生の絵本読み聞かせで読むと、「じゃんけんぽん!」の掛け声で一気に笑顔になり、みんなが夢中になってくれました。
みんなで「どこに隠れたかな~?」と探しはじめると、後ろで座っている子供たちも前のめりになって夢中で探し始めました。
やっぱり普段遊んでいることが出てくると身近に感じて、興味を持ってくれるようです。
さすがに1年生はすぐに見つけてしまいました。(笑)
小学生には少し幼い本でも、このように遊びの要素が入った絵本だと喜んで読んでくれます。
子供に本好きになってもらいたいなら、こんな簡単で楽しめる絵本から始めるといいですね。
まとめ
乳幼児向けの絵本ですが、小学校1年生くらいならまだまだ楽しんでくれます。
小学校の絵本の読み聞かせのボランティアの時にもよく読んでいますが、毎回隠れたうずらちゃんとひよこちゃんを喜んで探してくれます。
赤ちゃんのころから長く楽しめる絵本ですね。
うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼで遊んでいる様子をリアルタイムで一緒に遊んでいる感覚になるような絵本だす。
ぜひ、お子様と一緒にかくれんぼを絵本で体感してみてください。
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